病院の入院受付でいただけるパンフレットがありますが、パンフレットに載っているものは必要最低限のものしか記載がないので、それだけだと確実に不便な入院生活になります。
この記事では、パンフレットには載ってないけど本当に役に立った生活雑貨・食べ物など。
「これがあったから助かった!」というものを記載しています。
これから入院を控えられている方は、ぜひ参考にしてみてください!
私の入院経験について
- 30代後半男性
- 右膝悪性腫瘍
- 食事制限なし
- 抗がん剤4クール経験
- 右足大腿切断手術後にリハビリ病院転院
- 1週間の短期入院から4ヶ月間の長期入院を経験
生活雑貨

買い物用のトートバッグ
日常生活でもそうですが、トートバッグは何かと役に立ちました。
病院内のコンビニでレジ袋を購入できますが、2Lのお水など購入することが多いので、トートバッグの方が病室まで運びやすかったです。
私の場合は、右足を大腿切断した後は車椅子移動で1人でコンビニにいっていました。
膝の上に購入したものを載せて移動できましたが、不安定で袋から細かいものなどを落としたこともありました。
そこで用意したものが、持ち手の長いトートバッグでした。
トートバッグの持ち手を首にかけて車椅子で移動したところ、すごく安定して楽に移動ができました。
シャワーへ行く際もタオルやシャンプーなどトートバッグに入れて運んでいました。
A4クリアフォルダー
入院する病状にもよりますが、私の場合は検査が多かったので、検査ごとの承諾書の控えや入院の書類などひとまとめにすると書類の山になっていました。
承諾書などの病院の書類はA4サイズが殆どでしたので、私の場合は100均でA4サイズのクリアフォルダを購入して書類をまとめていました。
何か確認したい時はすぐに必要な書類を確認できましたので、クリアフォルダはすごくおすすめです!
S字フック

ベッドの柵などにS字フックを引っ掛けて、トートバッグやこみ袋などを吊るしていました。
3つくらい用意すると良いと思います。
蓋つきコップ(紙コップ)
病院にもよりますが、食事の時などにお茶をいれてくれたりする病院があります。
蓋つきだと飲み残しても時間をおいて飲めます。
おはし・スプーン
病院にもよりますが、自身で用意が必要な病院もあります。
私の入院の時は、こんな感じでした。
- 癌(がん)専門病院 : おはし・スプーンともに食事の配膳と一緒に運ばれてきました。
- リハビリ病院 : おはしのみ、食事の配膳と一緒に運ばれてきました。
癌(がん)専門病院では、おはしとスプーンを用意しなくてもよかったので、リハビリ病院へ転院した際に困ったことがありました。
カレーが出てきた時におはししか配膳されなかったので、慌てて病院内のコンビニでプラスティックのスプーンを買いに行きまいした。
入院する病院に確認することをお勧めします!
養生テープ

養生テープは、延長コードとセットで使用していました。
床などに延長コードがあると点滴の移動スタンドや足が引っかかって転けることがあります。
そのため、ベッドの柵に養生テープで延長コードを固定していました。
他にも、病室の机に延長コードを伸ばしてPCなどを使用していましたので、コードを束ねるのにすごく役立ちました。
病院内のコンビニでも販売しているところもありますが、事前に用意しておくことをお勧めします!
折りたたみ鏡
大部屋や個室にも洗面台に鏡がありますが、ベッドの上でも顔の気になるところを確認したい時は便利でした。
私は、折りたたみの小さい鏡を持っていってました。
耳栓
大部屋だと夜でも看護師さんが点滴を変えたり、他の患者さんのいびきなどで眠れないこともあります。
耳栓があると静かに眠れるのでおすすめです。
ボディタオル
パンフレットには、石鹸やボディソープの記載はありますが、体を洗うタオルが載っていませんでした。
病院内のコンビニでも購入できますが、見落としがちなものです。
水筒(タンブラー)

私が入院していた時期は5月から11月でしたので、暑い日も多かったです。
タンブラーに氷を入れて冷たい水を飲みたいと思い入院前に無印で購入しました。
病室内に蔵庫がありましたが、あまり冷えない冷蔵庫でしたので、タンブラーを購入して冷たい水をいつでも飲めたのはよかったです。
氷については病院によって用意が必要な場合もありました。
- 癌(がん)専門病院 : 看護師さんにお願いすれば貰えました。
- リハビリ病院 : 病院内のコンビニで購入して共有の冷蔵庫で保管。
病院によっても対応が変わってくるので、冷たいものを飲まれる方は氷の有無の確認をした方がいいと思います。
電気ケトルが持ち込み可能な病院の場合は、お湯を沸かして紅茶やコーヒーなど作ってタンブラーに入れておけば温かい飲み物が飲めるので、それだけでも気分が良くなります。
また、コンビニにカップラーメンを売っている病院もありますので、病室に電気ケトルがあれば便利です!
スーツケース
最初に入院した時は、ボストンバッグに荷物を入れて持っていっていました。
用意するものが多いので、ボストンバッグだとバッグ内がごちゃごちゃしたりしました。
2回目の入院の際にスーツケースを購入しましたが、移動が楽なのとバッグ内も整理整頓できましたので、やっぱりスーツケースがお勧めです!
病室が狭い時もありましたので、広げやすい75Lくらいのサイズにしました。
それでも容量が足りなくなってきた時は、キャリーオンバッグを購入して使用していました。
食料品

調味料
病院の食事は思っていたほど美味しくないわけではなかったですが、味が薄いので物足りないことも多かったです。
病院の食事をカットして、コンビニやカフェで食事をする方もいました。
味が薄い時のために持参した調味料はこんな感じでした。
- 醤油
- マヨネーズ
- あじしお(塩)
これくらいあれば味の調整はできました。
コンビニで小さいサイズを販売されているのでお勧めです!
梅干し
梅干しが好きなのでタッパーに入れて持ち込んでいました。
私の場合は食事制限がなかったので、好きなものを食べられました。
特に抗がん剤の副作用で口内炎が口中にできた時は、おかゆしか食べられませんでしたので、その際に梅干しと一緒に食べたりしていました。
ふりかけ

ふりかけも手軽に持ち込みできるのでお勧めです!
苦手な献立の時は、ふりかけがあるとご飯は食べられたのでよかったです。
病院内のコンビニでも必ず置いてあったので、入院中に購入するのもいいかと思います!
のどあめ
病院内はすごく乾燥していましたので、龍角散を必ず持っていっていました。
主治医にお願いすればトローチなども処方してくれますが、のど飴で十分だと思います。
まとめ
パンフレット記載の用意だけでは不十分だった
病院でいただく入院のパンフレットには必要最低限のものしか記載がありません。
病院によって設備などが少し違っていたりするので、入院する病院に合わせた用意が必要になってきます。
私も最初の入院の時は用意したものが少なかったので、色々と後悔をしました。泣
この記事で書いたアイテムは、おそらくどこの病院でも役立つと思います。
これから入院される方はぜひ参考にしてみてください!
電化製品の用意で入院生活の快適度が変わります!

電化製品系は病院のコンビニでは品揃えが少ないので、必要だと思ったら事前に購入した方が良いと思います。
特にWi-Fiは病院の方にどの程度使えるか確認することをお勧めします!
下記の記事では、そういった入院生活で本当に用意して良かった電化製品についてお伝えしていますのでぜひ読んでみてください!
